ベビー肌着

はじめての出産!おすすめのベビー肌着の選び方!

ベビー肌着は、赤ちゃんの体温調整や汗取りをすることが主な役割です。体温が変動しやすいうえ汗をよくかく赤ちゃんには、吸湿性の高いベビー肌着を選び、あせもやかぶれを防いであげましょう。
また、成長に合わせて使いやすいサイズや種類を選んであげましょう。

① 成長や目的に合わせた種類を

ベビー肌着には種類がいくつかあります。それぞれに適した着用時期や特徴があるので、赤ちゃんの月齢や体の動きに合わせて適切なものを選びましょう。

1、短肌着

短肌着は前で合わせて着用する前開きの肌着で、丈が赤ちゃんのお腹から腰くらいまでと短いため、おむつ替えの回数が多い生後2~3か月ぐらいまで活躍します。着心地が悪いとぐずってしまう赤ちゃんもいるので、素材だけでなく、縫い目やタグの肌当たりなど縫製にも気をつけて選びましょう。

2、長肌着

長肌着は丈が赤ちゃんの足先ほどまである長めの肌着で、短肌着に重ね着して使用します。裾が開いたスカートタイプなので、おむつ替えがしやすい点がメリットです。足の動きがまだ少なく、おむつ替えの回数が多い時期に重宝します。

3、コンビ肌着

コンビ肌着は、丈は長肌着のように赤ちゃんの足先まであります。スナップボタンで裾が分かれたズボン状になるので、足を動かしてもはだけにくいところが長肌着との違いです。足を動かすようになってからも活躍するので、新生児期から生後半年頃まで使え、長肌着より長く着られる点がおすすめです。

4、ボディシャツ

ボディシャツは、足の部分がない肌着です。股下をスナップボタンで留めるようになっていて、動き回ってもはだけにくくなっています。新生児期は前開きタイプのボディシャツが便利で、首すわりやおすわりの時期になるとかぶりタイプのボディシャツが着替えの点でおすすめです。短肌着や長肌着、コンビ肌着とは違って、デザイン性に優れているものが多いのが特徴です。
暑い季節にはボディシャツ1枚で過ごすこともできますし、寒い季節には他の肌着のように上にベビー服を重ね着してもいいでしょう。

② ベビー肌着の素材、生地は何を選ぶ?

赤ちゃんの肌に直接触れるベビー肌着の素材は、基本的に綿100%のものを選びましょう。
赤ちゃんの肌は薄くデリケートなうえ汗かきなので、通気性や吸湿性に優れた綿が最適でしょう。一番下に着る短肌着には、肌にやさしいオーガニックコットン素材がおすすめです。デリケートで敏感な赤ちゃんの肌に触れるものはできるだけ安全で優しい素材を選びたいですね。オーガニックコットンは農薬や化学肥料を使わずに栽培されたもので、肌に優しいだけでなく、環境にもやさしいというメリットがあります。
同じ綿素材でも、糸の太さや織り方・編み方によって生地感が大きく異なります。季節に合わせて生地を選ぶのがおすすめです。
ほどよい厚みと吸湿性・通気性があるフライス生地は季節を問わず、年中着せることができます。どれを着せようか迷ったときにはフライス生地の肌着を選ぶといいでしょう。


春から夏に着せる肌着は、薄手で吸水性・通気性に優れたガーゼや天竺生地がおすすめです。ガーゼ生地はやわらかい平織り生地で乾きやすく、天竺生地は平編み生地で伸縮性がありサラッとしている点が特徴です。暑い季節は、赤ちゃんが汗をたくさんかいても快適に過ごせるものを選びましょう。

秋から冬に着せる肌着は、保温性に優れたスムース生地やパイル生地がいいでしょう。スムース生地は両面リブ編みで厚みがあるうえ手触りがいいです。パイル生地はタオル地で保温効果が高い点が魅力です。冬は気温を見ながら、寒そうであれば重ね着をしたり、レッグウォーマーなどの小物を使用して体温調節をしてあげましょう。

③ 月齢ごとの肌着のサイズ

以下にベビー肌着のサイズ表記について説明します。
購入の際の参考にしてください。

サイズ50:生後約0〜3ヶ月。身長50㎝。体重3kg。
サイズ60:生後約3〜6ヶ月。身長60㎝。体重6kg。
サイズ70:生後約6〜9ヶ月。身長70㎝。体重9kg。
サイズ80:生後約9〜12ヶ月。身長80㎝。体重11kg。
サイズ90:2歳。身長90㎝。体重13kg。

まとめ

ただし、赤ちゃんの成長は個人差がありますので、あくまで目安として考えてください。赤ちゃんの体型や成長スピードによっては、異なるサイズが適している場合もあります。身長や体重などの具体的な数値を参考にすると、より適切なサイズが見つけやすくなります。肌着は大きなサイズをたくさん購入するより、月齢や赤ちゃんの成長に合わせて適切なサイズのものを複数枚購入するのがおすすめですよ。

以上が、月齢別におすすめのベビー肌着の紹介でした。
赤ちゃんの成長に合わせて適切な肌着を選んで、快適な日々を過ごしてくださいね。肌着はおむつ替えや着替えのたびに毎日使用するものなので、赤ちゃんの肌にやさしい素材を選ぶことが大切です。赤ちゃんとの特別な時間をより快適に過ごすために、ぜひ参考にしてみてください♪