出産後の手続きリスト
1.出生届
子どもの名前を戸籍に記載するための届け出です。
いつまで : 生後14日以内
提出場所 : 役所(里帰り先の役所でもOK)
必要なもの : 出生届書(出生証明書と一体)、母子手帳、印鑑
※出生届書と出生証明書は病院でもらえます。
2.児童手当
0歳から15歳になる年の3月31日まで最大1万5000円 / 月支給される制度です。
申請月の翌月から支給されるので早めに申請しましょう。
いつまで : 出生翌日から15日以内
提出場所 : 住民票がある役所
必要なもの : 児童手当認定請求書(役所かHPからダウンロード)
振込先口座の通帳またはキャッシュカードのコピー
申請者の身分証のコピー、パパ・ママのマイナンバー
3.健康保険証
いつまで : できるだけ早く(1か月検診の時に必要になります)
提出場所 : 社会保険の場合→勤務先に申請
国民健康保険の場合→役所に申請
必要なもの : 社会保険の場合→勤務先によって異なるため、勤務先に確認
国民健康保険の場合→申請者の保険証、母子手帳、
申請者のマイナンバーカード
※自治体によって違う場合があるので確認しておくといいでしょう。
4.こども医療費助成
0歳から中学校卒業までの医療費の自己負担金の助成制度です。
いつまで : 子どもの保険証ができたらすぐに
(1か月検診の時に必要な場合が多いです)
提出場所 : 住民票がある役所
必要なもの : 申請書(役所にあります)、子どもの健康保険証、印鑑
5.出生連絡票
赤ちゃんが産まれたことを保健所や保健センターに連絡するためのものです。
連絡を受けた助産師・保健師さんがおうちに来て赤ちゃんの健康状態や産後のママの状態を確認してくれます。
いつまで : できるだけ早く(新生児訪問で使用します)
提出場所 : 郵送または住民票がある役所
必要なもの : 母子手帳についているはがき
これら5つの手続きは全員に必要なものです。提出期限が短いものもあるので妊娠中に準備しておきましょう。自治体によって必要なものが違うこともあるので事前に確認しておくといいでしょう。産後は体力的にもママが申請に行くのは難しいと思います。パパやご家族の方に頼んで申請してもらうのがおすすめです。ぜひ妊娠中にご家族で話し合ってみてください。
1歳までのお祝い行事
・お七夜
赤ちゃんが産まれた日を0日目と数え、7日目に迎えるのが「お七夜」です。昔は1週間を無事に迎えられる赤ちゃんが多くなかったため、その無事をお祝いするための行事といわれています。お七夜では、一般的に赤ちゃんの名前を命名書に書いてお披露目する、「命名式」も合わせて行われます。命名書は、ママの床上げ日である出産後21日目までを目安として飾ります。
・お宮参り
赤ちゃんが無事に誕生してこの日を迎えたことを神様に報告し、今後の成長を願って、神社へお参りすることです。男の子は生後31~32日、女の子は生後32~33日に行われるのが正式です。赤ちゃんにはお祝い用の衣装である産着(祝着)を着せて神社にお参りに行きます。
・お食い初め
お食い初めは、生後100日目に行われます。赤ちゃんが一生食べるものに困らないようにという願いを込めて祝膳を用意し、料理を食べさせるまねをする伝統的な儀式です。養い親(食べさせるまねをする役)は儀式に参加している身内のなかで、最年長の同姓がします。これには「長寿にあやかる」という意味があります。
・ハーフバースデー
ハーフバースデーは、赤ちゃんが生後6か月になる日を祝うイベントです。伝統的な行事ではありませんが、家族でパーティーをしたり、成長の早い赤ちゃんの6か月と1歳の大きな差を残すために、スタジオで記念写真を撮るご家庭も多いですよ。
・初誕生日
1歳誕生日は「初誕生日」といい、特別にお祝いするのが一般的です。一生元気で食べるものに困らないようにとの願いを込めて、一升餅を背負わせて祝う風習もあります。「選び取り」という占いも、昔からよく見られるお祝い方法です。赤ちゃんの前に、意味を託した小物を置いて、最初に興味を示したり、一番長い時間触っていたりしたもので将来を占います。
これらのイベントは家族のつながりを深め、赤ちゃんの成長を喜ぶ特別な機会です。どの瞬間も大切にし、家族で共有してくださいね。
まとめ
産後の手続きと、1歳までの特別なイベントを紹介しました。これらは家族のつながりと喜びを築く大切な一歩です。パパもママも、これからの赤ちゃんの成長を心から楽しんでください。出産までの日々が、幸せで満足のいくものとなりますよう願っています。