ベビー肌着

新生児肌着ガイド:短肌着からボディシャツ、いつまで着せる?

新生児肌着について知っていますか?赤ちゃんの成長に合わせて、どの肌着をいつまで着せるのか、気になることではないでしょうか。今回は、「短肌着」、「長肌着」、「コンビ肌着」、「ボディシャツ」についての情報を詳しくご紹介します。

1.短肌着の魅力と着用期間

新生児肌着と言えば、短肌着がメインですよね。短肌着は、生後すぐから生後4〜6カ月頃まで着用されることが一般的です。サイズ展開は50〜60cm程度と幅広く、成長に合わせて選ぶことができます。ただし、赤ちゃんの成長スピードによっても異なるため、「サイズアウトしたら」「寝返りをするようになったら」というタイミングで判断することも大切です。

短肌着は、前で合わせて着用する前開きの新生児肌着です。赤ちゃんのお腹から腰くらいまでの丈の短いデザインで、赤ちゃんの上半身を温かく包み込みます。袖は半袖になっています。丈が短いので、おむつの交換がしやすいのが特徴です。汗対策や体温調節の役割を果たし、赤ちゃんの快適な成長をサポートします。綿100%の素材がおすすめで、季節に応じて選ぶことが大切です。赤ちゃんのデリケートな肌に触れる部分は縫い目が外に出ているものを選びましょう。日に何度も着替えが必要なため、5〜6枚の用意があると安心ですが、短肌着の着用期間が限られているため、無駄にならないよう必要に応じて増やすのもおすすめです。

 

2.長肌着とコンビ肌着の着用期間

短肌着と並んで重要なのが、「長肌着」と「コンビ肌着」です。

長肌着は丈が赤ちゃんの足まで覆うデザインで、裾が開いたスカートタイプになっている新生児肌着です。寒い季節に短肌着の上に重ねて着せて使用することが多いです。裾が開いているので、おむつの交換はしやすいですが、足の動きが活発になってくるとはだけやすくなります。なので、足の動きがまだ少ない時期の使用になり、ほかの新生児肌着と比べると比較的使用期間の短い肌着になります。

コンビ肌着は長肌着のように丈が長く、股部分をスナップボタンで留めることができる新生児肌着です。スナップボタンで留めることによって、足を動かしても肌着の裾がはだけにくいところが長肌着との違いです。足を動かすようになってからも活躍するので、新生児期から生後6か月頃まで使えます。そのため、長肌着より長く着ることができます。長肌着を購入せずに、コンビ肌着だけを購入するお母さんも多いようですよ。

動きが活発になってくると、長肌着やコンビ肌着を着せるのが少し難しくなってくると思います。その際は、ボディシャツに移行することを検討しましょう。短肌着や長肌着と同じく、紐で留めるデザインやスナップボタンで留めるデザインのものがあります。

 

3.ボディシャツの使い方

赤ちゃんが少しずつ成長するにつれて、ボディシャツも登場します。
ボディシャツは、上下がつなぎのようにつながって、足の部分がない新生児肌着です。股下をスナップボタンで留めるようになっていて、動き回ってもはだけにくいデザインです。新生児期は前開きタイプが便利ですが、首すわりやおすわりの時期になるとかぶりタイプのものが着替えの点でおすすめです。首が据わる4か月頃からボディシャツに移行することが多いです。ただし、「いつまで」これらを着せるかはケースバイケースです。トイレトレーニングのタイミングや保育園入園の際に卒業し、セパレートタイプの肌着に移行するケースもあります。

赤ちゃんの成長度合いやご家庭の状況に合わせて、ボディシャツの着用期間を決めてみましょう。いつまで着るかにこだわる必要はなく、赤ちゃんの快適な成長を大切にしましょう。

4.季節を問わず着用できる短肌着

短肌着は、季節を問わずに使える便利なベビーアイテムです。短肌着の上に洋服を着せることが基本で、寒い季節には長肌着やコンビ肌着を重ねて体温調節をしましょう。赤ちゃんは体温調節が苦手なため、いつまでという厳格な決まりよりも、常に赤ちゃんの快適さを優先させることが大切です。

短肌着は、素肌に直接触れるため繊細な選び方が必要です。夏には通気性が高いガーゼ素材や天竺素材がおすすめです。寒い季節には保温性のあるスムース素材やパイル素材が適しています。季節に合わせた素材を選び、赤ちゃんの肌にやさしく寄り添ってあげましょう。

いつまでという疑問にこだわることなく、赤ちゃんの成長を楽しむことが大切です。気温や季節、赤ちゃんの体調に合わせて、最適な肌着を選び、快適な時間を過ごしてくださいね。新生児肌着を通じて、赤ちゃんとの特別な瞬間を大切にしていきましょう。